テントに座って辺野古を想う
今朝は泊まり開けの人たちが皆残っていた。
午後からの「辺野古の海を埋め立てるな」新宿デモに参加するためだと言う。
A子さん・Oさんもそれに参加する前にと寄って下さった。
乱さんはデモのため百円ショップで買ってきたというゴザにマジックで川柳を一生懸命書いていた。
彼のやむこと無い駄洒落に感心するばかり。
1時過ぎ揃って新宿に向かって行った。曇り空だけれど雨が降らなくて良かった。
安倍首相はオバマとの対談で普天間移設は辺野古しかないと言ったらしい。
東京から機動隊を送り込んで反対する人たちを弾圧するなど許せないことばかり。デモにたくさんの人が集まってくれれば良いなあと思いながらのテント番だ。皆が去ってTさん・Mさんと私の3人、ちょっと心細かったが、すぐにM子さん埼玉のKさんなどが来てくれて少し賑やかになった。
その後もテントを心配してきてくれた人も居て感謝です。
平和な一日でした。(I・K)
少々寒いがとても賑やかな夜
夜7時過ぎに到着したらテントはやけに人が多い、ベレー帽のIさんも嬉しそう。第2テントではHさん手製の食事会を楽しみながらDVD映写。
第1テントの留守番では、半年ぶりに元気な姿を見せてくれたNさんと団欒。定年退職後に国内外の山を歩いてきたあと、今は周辺地域の小学校で理科実験のお手伝いを楽しみ稼いでいるそうだ。と、ドアをノックした方が車で卵を届けてくれる。太鼓を持って来たOさんも久しぶり、昼の辺野古デモでたたいてきたそうだ。新たな仕事がきつくて泊まれなくなったSさんもテントを心配して電話してくれる。
2つのテントでにぎやかに話している10時過ぎ、6人の男どもがノックしてくる。警戒して引き戸を開けると、「国会正門前平和通信」チラシを見せてくれる。何と毎夜10時まで国会正門前で抗議行動をしていたそうだ。9月の憲法違反戦争法制成立国会の頃から既に約50日間続けている。あちこちから声が聞こえ目指してくる人も居て止められないそうだ。互いに頑張りましょうとエール交換。
Tさん提供の酸化防止剤無添加ワインを楽しみながら夜の脱原発談義は更に続き、参議院選挙で自公をやっつけようと燃えるKさんが選挙談議しまくる。11時には若い女性に帰ってもらう。話が弾んで止まないが12時を過ぎたので、大和に帰るバイク男性にも神楽坂に歩いて帰る女性にも別れを告げる。
私は、地下鉄のトイレを借りたあと、第2テントで熟睡。目覚めたら既に5時で地下鉄が動いている。珍しくコンビニにお世話にならないで朝を迎えられた。
(K・M)
<イベント紹介>
◆11/29日 伊方原発再稼働させない!高松大行動
四国電力本社に直接抗議する
11月29日(日)
14;00 街頭アピール 高松市コトデン瓦町駅前
14:45 デモスタート コトデン瓦町駅前から
16:30 デモ終了 JR高松駅
11月30日(月)
8:30 四国電力本社前アクション
10:00 四国電力本社にて交渉(代表者による)
主催:原発さよなら四国ネットワーク/さよなら原発徳島実行委員会他
◆11・29辺野古に基地は造らせない大集会へ
埋め立て工事を阻止しよう!
11月29日(日)13時30分集会開始
集会後デモ行進 場所:日比谷公会堂
主催:止めよう!辺野古埋め立て国会包囲実行委員会
◆原発事故被害者の切り捨てを許さない12/5東京集会
12月5日(土)13時~
田町交通ビル&Fホール(JR田町駅芝浦口徒歩3分)
主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動実行委員会
資料代:500円
集会内容
ひだんれん挨拶
連帯挨拶 さよなら原発1000万人署名市民の会/鎌田慧
反貧困ネットワーク
特別講演
『原発避難白書』から見える避難者の現在 弁護士大城聰
当事者報告
テント日誌11月21日(土)
経産省前テントひろば1533日
ここは脱原発の中心だから続いて欲しい、という声に励まされ…
今朝は風で落葉が舞っていたが、そのわりには寒く無かった。
外務省前の桜の葉が一番先に無くなって行く。
10時過ぎテントに着くとYさんと泊まり開けのKさんが話していた。
静かな土曜日、少しして川崎から女性が来て座ってくれた。
「ヘイトスピーチを越えて」という崔真碩(チェジンソク)さんの講演を聞きに
行く前に時間があったので来てくれたそうだ。
その後来てくれた男性、テントがあって良かった!此処は脱原発の中心だから続いて欲しいと言っていた。
福島の出身で埼玉に住んでいるので原発事故の後、埼玉アリーナに避難した双葉町の人をすぐに見舞った。テントにも何度も来ているとタブレットで撮った写真を見せてくれた。川崎の女性とも意気投合していた様子。
彼らが帰った後OさんTさんが来てくれたのでホッとする。
昨日も夜遅くまで居てくれたと言う男性もテントを心配して座りに来てくれた。
短時間でも座ってくれる人がいると本当に嬉しい。
今日は夕方用事が有ったので早めにテントを離れた。(I・K)
テントの闘いを考えるヒントのある本…
「友、遠方より…」どこかで一度使ったフレーズのような気もする。都知事選挙のときだった。まぁ、テントにいるとむかしの友人たちが、そして未来の友人たちがよく訪ねてきてくれる。また、国会周辺では昔の知古に出会う。うれしいものだ。とういうわけで、僕らはいつも多くの友人たちの励ましというか、連帯のエールが送られるなかにあるのだが、でも、特別にそういう思いになるときがある。そういうときは「友…」と口元がゆるむのだが、佐藤優さんの『官僚階級論―霞が関といかに闘うか』という本を手にしたときもそうだ。もっとも佐藤さんがどういう風にテントの事を見ているのかは知らない。だから、これは僕の勝手な思い込みであるのだが、僕はこの本から励ましになるようなものを受け取った。
僕はこの日誌でも、僕らが経産省の敷地にテントを立てたのは、経産省との闘いを意識してのことだったことをのべた。これは直観に支えられのことであった。経産省が原発政策の実質的な推進母体という認識と同時にこれは官僚という日本国家の実質的な支配力を持つ存在と闘いと意識してのことだ。この本で述べられている民主党政権のころの小沢一郎や鳩山由紀夫への権力の攻撃に「官僚」のすさまじい攻撃があり、それが、現在の辺野古や安保法案の動きと続いているという認識は共有している。経産省に着目したことにはこれがあった。これらのことはあらためて述べないにしても、このテントが予想超えてこれほど持続してきた中で、絶えず意識にあったことだ。ただ、官僚との闘いに厚い壁を感じ、それとどう闘えばいいのか悩んできたことも事実である。模索を重ねて行くほかないのが現状であることは分かっていたが、そこを超える闘いの糸口というか、ヒントは見出しにくいのである。それが僕らの置かれてきたところだが、この本にはそこを突破するヒントがあるように思う。本書のもう少し詳しい紹介は次に回したいが、テントの闘いを考えている皆さんが是非手にして欲しい本だと思う。(三上治)
<イベント紹介>
◆脱原発をめざす女たちの会11.23集会
講演:*原子力を廃絶するために必要なこと~小出裕章
*福島の今~武藤類子
日時:11月23日(月)13時~
場所:浜離宮朝日ホール(小)
主催:脱原発をめざす女たちの会
◆11・29辺野古に基地は造らせない大集会へ
埋め立て工事を阻止しよう!
11月29日(日)13時30分集会開始
集会後デモ行進 場所:日比谷公会堂
主催:止めよう!辺野古埋め立て国会包囲実行委員会
◆原発事故被害者の切り捨てを許さない12/5東京集会
12月5日(土)13時~
田町交通ビル&Fホール(JR田町駅芝浦口徒歩3分)
主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動実行委員会
資料代:500円
集会内容
ひだんれん挨拶
連帯挨拶 さよなら原発1000万人署名市民の会/鎌田慧
反貧困ネットワーク
特別講演
『原発避難白書』から見える避難者の現在 弁護士大城聰
当事者報告
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